搭乗者傷害保険は必要?
搭乗者傷害保険とは、当該保険に加入している搭乗者が、事故に遭い死傷した場合に、
過失に関係なく補償される保険です。
この搭乗者の範囲ですが、助手席はもちろん後部座席にも乗っている方にも対象となります。
(但し、4人乗りの車を6人で乗るなど異常な乗り方をした場合は支払われません)
似たような保険で、人身傷害補償保険というものもあり、この保険も同様に
相手の有無に関わらず搭乗者が死傷した場合に補償される保険です。
この2つの保険の違いは何かというと、人身傷害保険は死傷によって被った損害額を
補償の範囲内で全額支払われますが、この搭乗者傷害保険は、
例えば打撲でいくら、骨折でいくら、といったように怪我した部分や状態により
補償額が決まっているのが特徴です。
搭乗者傷害保険と人身傷害保険は、補償内容が二重になる場合も多々あるため、
損害保険会社によっては、この搭乗者傷害保険を付随しない会社もあります。
しかしこの搭乗者傷害保険は、相手からの対人賠償保険を受けた場合、
人身傷害補償が適用された場合でも保険金が支払われるのが特徴で、
なおかつノンフリート等級に影響がない点として利点があります。
結論として、搭乗者傷害保険には入っておいて損はない保険だと思われます。
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